現役時代にはバレンシアCFやリヴァプールなどで活躍したブラジル人DFファビオ・アウレリオ氏が、今日で46歳となった。正確かつ強烈な左足のキックを武器にした左SBが、リヴァプール在籍時に沈めたスーパーゴールをここで紹介する。
ファビオ・アウレリオのスーパーFKを振り返る
2009年4月15日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝2ndレグ、リヴァプールがチェルシーのホーム「スタンフォード・ブリッジ」に乗り込んだ一戦。
壮絶な撃ち合いとなる一戦で、先制点を挙げたのがファビオ・アウレリオだった。19分、右サイド距離のある位置でFKを獲得したリヴァプール。キッカーを務めたファビオ・アウレリオは、クロスボールを警戒する相手の裏をつき、大きく腰を捻ってゴール右隅に蹴り込んだ。名手ペトル・チェフから奪った鮮やかな直接FK弾だった。
その後、点の取り合いとなった一戦は、4-4の痛み分け。1stレグを落としていたリヴァプールが、ベスト8で敗退した。
この試合で叩き込んだ一撃に加え、同年3月にオールド・トラッフォードで沈めた美しいFKなど、リヴァプールサポーターの記憶に残るゴールを決めたファビオ・アウレリオ。2014年に現役を引退した左SBが、今日で46歳となった。
