EFLカップ(カラバオ・カップ)3回戦、リバプール対サウサンプトンの試合が現地時間23日に行われ、リバプールが2-1の勝利を収めた。この試合でリバプールに所属する32歳の日本代表MF遠藤航が失点に繋がる痛恨ミスを犯したことで批判の的にされている。しかし、それ以外では傑出したパフォーマンスを見せていたと英メディア『TBRフットボール』が24日に報じた。
遠藤航、傑出したパフォーマンスを見せていた?
遠藤にとって今回のサウサンプトン戦は今季初先発かつフル出場を果たした試合だった。そして、1点リードで迎えた76分、サウサンプトンのコーナーキックから遠藤が処理を誤り、シェイ・チャールズに同点ゴールを許してしまう。それでも85分にウーゴ・エキティケが勝ち越しゴールを決めたことで、最終的にリバプールが2-1の勝利を収めた。
この一つのミスにより、遠藤は酷いプレーをしたとの評価を受けている。だが、実際にはリバプールで最も価値あるプレーを見せた選手の一人だったようだ。
同メディアが公開しているデータによると、遠藤のパス精度は90%、ロングボールの精度は100%、チャンス演出1回、ドリブル成功率100%、対人プレー勝率80%、リカバリー9回、タックル5回、クリア4回、インターセプト2回をマークしていたという。それを踏まえ、「ミスが注目されるのは避けられないが、この試合で誰よりも多くのデュエルに勝ち、相手の攻撃を食い止める上で重要な役割を果たした。この日、ジェレミー・フリンポンはリバプール加入後で最低の出来に終わり、アレクサンデル・イサク、フェデリコ・キエーザ、ジョヴァンニ・レオーニを除けば多くの選手が期待外れだった。その中で遠藤はベストプレーヤーの一人に数えられる出来だった」との評価を下している。
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