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「守備陣を支える大きな武器」遠藤航、不測の事態でCB抜擢か!英紙が期待「再び頼りにするのは自然な流れ」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

 リバプールに所属する18歳のU-19イタリア代表DFジョヴァンニ・レオーニが重傷により長期離脱したため、32歳の日本代表MF遠藤航がセンターバックとして再び起用されることになるかもしれない。CBの4番手を誰に託すかが焦点になっていると、英メディア『アンフィールド・インデックス』が25日に報じている。

遠藤航、昨季はセンターバック起用で高評価を得ていたが…

リヴァプールに所属するサッカー日本代表MF遠藤航
【写真:Getty Images】

 リバプールは今年8月にレオーニを2600万ポンド(約52億円)でパルマから獲得。現地時間23日に行われたEFLカップ(カラバオ・カップ)3回戦のサウサンプトン戦でデビューを果たすと、後半終盤まで落ち着いた様子で堂々とプレーしていた。しかし、81分に負傷交代。後日、左膝の前十字じん帯を損傷していたことが判明し、数カ月の離脱を余儀なくされる。飛躍の年となるはずだった今季が、長いリハビリの時間に変わってしまった。

 リバプールにとって、レオーニ離脱の打撃は大きい。本人の成長を止めるだけでなく、アルネ・スロット監督に残されたCBの選択肢を狭めてしまうからだ。実質的にCBは3人しかいない状況となっている。

 そこで、レオーニに代わるCB候補として遠藤の名前が浮上した。同メディアは「彼はCBとして契約した選手ではないが、その柔軟性と黙々とチームに貢献する姿勢は、すでに欠かせない存在となっている。ユルゲン・クロップ前監督の下で加入した日本代表MFは、スロット監督からも信頼を得ており、慣れないポジションを任されても一切不満を漏らさない姿勢が繰り返し称賛されている。プレシーズンでは、負傷者続出でDFが2人しか残らなかった際にCBで起用され、規律と安定感をもってプレーした。公式戦でも同様の役割を担ったことがあり、再び遠藤をCBに置くのは自然な流れだろう。サウサンプトン戦での落ち着いたプレーと組織だった守備は、彼が十分に代役を務められることを証明した。複数の大会を戦い抜く上で、遠藤のユーティリティ性はリバプールの守備陣を支える大きな武器となる」と伝えている。

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