イングランド・プレミアリーグ第7節、クリスタル・パレス(C・パレス)対リヴァプールの試合が現地時間28日に行われ、C・パレスが2-1で勝利した。C・パレスに所属するサッカー日本代表MF鎌田大地のこの試合におけるパフォーマンスについて、英メディア『Football Insider』が同日に厳しい評価を下している。
鎌田大地の評価は?
【写真:Getty Images】
首位のリヴァプールとの一戦で先発出場した鎌田。9分、鎌田が蹴ったコーナーキックから、こぼれ球をFWイスマイラ・サールが押し込んで、C・パレスが先制に成功する。
87分に同点ゴールを与えてしまったものの、途中出場のFWエディ・エンケティアが後半アディショナルタイムに劇的な勝ち越しゴールを決めた。そのまま試合は終了し、C・パレスが2-1で勝利している。
同メディアは、「サールは素晴らしいが鎌田大地は最悪だ」と前置きし、「この日本代表選手はイングランドでの生活に適応するのに苦労している。今日もリヴァプールの猛攻撃にさらされて、懸念されている傾向が続いた。ボールの扱いが雑で、頻繁にボールを失っており、監督を苛立たせただろう」と述べつつ、鎌田に対してはチーム最低となる「2」の評価をつけていた。
一方で、英メディア『Squawka』は、「試合序盤は優勢に見えた中盤の一角にいたが、徐々に主導権を握られてしまった」と前置きし、「パレスの先制点は、彼のコーナーキックから生まれた。巧みなパス回しで危険な場面を作り出している。4回のボールリカバリーと中盤での3回のボール奪取に成功した。特に後者はパレスの他の選手の中で最も多かった。さらに4回のデュエルを制しており、最終ラインへのパスも3本成功させた」と、攻守両面における鎌田のパフォーマンスを評価している。