KRCヘンクは現地時間28日、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部リーグ)第9節で、シント=トロイデンVV(STVV)と対戦し、2-1の逆転勝利を収めた。この試合では、 伊東純也が同点ゴールをマーク。その得点は、FKから質の高いボールを供給したことで生まれた、同点弾だった。
伊東純也が2試合連発
伊東が右サイドハーフで先発したヘンクが、小久保玲央ブライアン、谷口彰悟、畑大雅、山本理仁、伊藤涼太郎、後藤啓介の日本人6人がスタメン入りしたSTVVとのアウェイゲームに臨んだ。
アウェイチームは、4分にオウンゴールから失点し、1点を追いかける展開に。それでも55分にレイン・ヴァン・ヘルデンが退場したことで、数的優位となったヘンクは、背番号「10」の右足で、同点に追いつく。
57分、左サイドで獲得したFKのキッカーを務めた伊東は、GKとDFとの間に低くて鋭いボールを蹴り込むと、ボールは誰にも触れずにゴール右へ吸い込まれた。STVVにとっては、処理のしにくい絶妙なボールを伊東が入れたことで生まれた得点だった。
すると88分、ヘンクの過激なサポーターが、発煙筒を使用して騒ぎを起こしたことで、試合が一時中断。約15分間の中断を経て試合が再開されると、後半アディショナルタイム5分にオ・ヒョンギュが値千金のゴールを奪って勝負あり。STVVを2-1で破ったヘンクは、リーグ戦4試合ぶりの白星を手にした。
