横浜F・マリノスは9月3日、JリーグYBCルヴァンカップ プライムラウンド準々決勝第1戦の柏レイソル戦で、JRA(日本中央競馬会)のウインズ新横浜館内にリモートワークができるスペースを設置し、利用者のニーズに応えた。今年5・6月にも開催されたこの取り組みは大きな反響を受け、バージョンアップ。さらなる広がりを見せている。
横浜F・マリノスが次なるリモートワークスペースの場所に選んだのは…
【写真:編集部】
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今回の試みは横浜F・マリノスのオフィシャルスポンサーでもあるJRAウインズ新横浜との共催で行われた。リモートワークスペースが設置された場所は普段、場外勝馬投票券発売所 (WINS) であるウインズ新横浜の有料指定席エリアだが、この日はF・マリノスと柏レイソルサポーターであふれていた。
Wi-Fiと電源が完備されたこの場所は、リモートワークをするには充分な環境で、日産スタジアムまでは徒歩10分とアクセスも悪くない。午後1時から利用できるので、仕事が終われば、試合前のイベントやスタグルなども楽しむことができる。
柏サポーターの友人とはじめて利用したという男性は「スペースもきれいで広かった。ウインズ自体、ここの建物にはじめて来たんですけれど 、リモートワークの場所なのかなっていうぐらい使いやすかったです」と施設の設備を評価した。
また、F・マリノスサポーター歴20年以上で、2回目の利用となった女性は「職場(からスタジアムまで)は45分ぐらいかかるので、仕事が6時に終わって来るとなるともうキックオフ。ギリギリどころかたぶん間に合わないので、こういうのを平日にやってもらえるとすごく良いな」と仕事終わりの移動時間を気にしなくて良いことに感謝していた。
スタジアムの周辺に仕事場があると、仕事とサッカー観戦をつなぐことができ、街自体の活性化にもつながるだろう。こうした試みは今後も新たな観戦スタイルとなっていくはずだ。