日本人3選手が所属するNECナイメヘンは現地時間28日、エールディヴィジ(オランダ1部)第7節で、AZアルクマールと対戦し、2-1で勝利した。サッカー日本代表MF佐野航大は、クラブ専門メディア『ForzaNEC』から高い評価を得ている。また、同代表FW小川航基は、まずまずの評価を受けた。
NECナイメヘンは連敗ストップ
開幕3連勝を達成したものの、その後は3連敗を喫したNEC。4試合ぶりの白星を目指すホームでのAZ戦は、佐野と小川がスタメン入り、塩貝健人はベンチスタートに。また、AZでの2シーズン目を迎えている毎熊晟矢は、メンバー外となった。
ホームチームは、26分にバサル・オナルのゴールで先制に成功。65分には失点を許し、試合を振り出しに戻されたものの、79分にディルク・プロペルがネットを揺らし、2-1でAZを下した。なお、ベンチ入りした塩貝は、最後まで出番はなかった。
同メディアは、フル出場で勝利に貢献した佐野に「8点」をつけ、「この試合の絶対的なキーマン。彼のひらめきと素晴らしい技術は何度も鮮やかに光った。少なくとも冬の移籍市場までは、この若き日本人がNECで赤・緑・黒のユニフォームを着てプレーすることを、ファンは大いに喜んでいいだろう」と絶賛した。
無得点に終わり、81分でピッチを後にした小川には「6.5点」を与え、「前半に大きなヘディングのチャンスがあり、さらにアシストを記録したかと思われたが、リンセンのシュートは惜しくも枠を外れた。小川はNECの第一ストライカーと呼ぶにふさわしく、開幕からの好調を継続している。チームメイトに比べるとやや目立たなかったものの、日本人FWは堅実なプレーでしっかりと役割を果たした」と記した。
