26歳の日本代表DF冨安健洋は、アーセナルとの契約を7月4日に双方合意のもとで解除して以降、無所属の状況が続いている。まだ具体的な復帰時期は確定していないが、プレー可能な状態まで回復すれば、多くのクラブからオファーが殺到しそうだ。英メディア『ロンドンワールド』が29日に報じている。
冨安健洋、年内に復帰か?
冨安は2021年8月にボローニャからの完全移籍でアーセナルに加入した後に活躍し、2023/24シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の6試合でプレーしている。しかし、両サイドバックやセンターバックで起用可能なことを高く評価される一方で、度重なる怪我に悩まされた。昨季は手術に踏み切ったことで、ほとんどプレーできず、アーセナルとの契約を2026年6月まで残しながら契約解除に至っている。
現時点で次の行き先は決まっていないが、ミランやブライトン、レアル・オビエドが獲得を検討しているとの情報が出回っていた。
それを踏まえ、同メディアは「まずは2月に受けた膝の手術から再び回復しなければならない。ただ、いつ復帰できるかは保証されていない。それでも年内の復帰を目指していることは間違いないだろう」とし、「万全の状態に戻ったことが分かれば、オファーが殺到することを期待したい。26歳の冨安には、まだキャリアの大半が残されている。失った時間を取り戻し、再びピッチに立ち、ベストの状態を取り戻すことが願われている」と伝えている。
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