サッカー韓国代表は、10月10日にブラジル代表と国際親善試合を行う。韓国メディア『京郷新聞』は9月30日に、ブラジル戦に臨む韓国代表のメンバーについて伝えた。

最高の攻撃力を誇るチームを選出

【写真：Getty Images】

　9月の代表ウィークでは、アメリカ合衆国代表に2-0で勝利、メキシコ代表とは2-2で引き分けた韓国代表。10月の国際Aマッチ2連戦では、10日にブラジル代表、14日にパラグアイ代表をホームに迎える予定だ。

　同メディアは、「韓国サッカーにとって“現時点で最強の攻撃力”を誇るチームだ。選手たちを総動員して、最強のブラジル代表のゴールを突破する」と前置きし、次のように述べている。

「ホン・ミョンボ監督率いる韓国代表が、ブラジル攻略を目指す。29日に、ブラジル代表、パラグアイ代表と対戦する26名の選手が発表された。ブラジルは世界最強のチームだ。2013年から現在に至るまで、韓国とブラジルは4回対戦しているが1度も勝利できていない」

　今回の韓国代表チームには、FWソン・フンミン（ロサンゼルスFC）やMFイ・ガンイン（パリ・サンジェルマン）、DFキム・ミンジェ（バイエルン・ミュンヘン）など常連メンバーを中心に、FWファン・ヒチャン（ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC）、MFファン・インボム（フェイエノールト）らが選ばれている。また、7月に行われたEAFF E-1サッカー選手権から3バックを中心としたシステムを試している影響もあるのか、DFの選手が11名も登録されていた。

　記事では、「ソン・フンミンはこれまでブラジルとの4試合にすべて出場したが、1ゴールも奪えていない。現在は、アメリカ・メジャーリーグサッカー（MLS）で4試合連続ゴールを記録しており、良い状態と言えるだろう。ブラジル戦で初ゴールを決めることができるか注目だ」と述べつつ、「ホン・ミョンボ監督は『ブラジルと比較して私たちが劣っているのは事実だ。だからといって、強豪チームが常に勝利するというわけではない。アメリカ遠征で自信も得た。新加入の選手もチームにフィットしているので、良い試合ができるだろう』と語った」と、ブラジル戦に向けての指揮官の意気込みを伝えている。