バイエルン・ミュンヘン（ドイツ）は現地時間9月30日、UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）リーグフェーズ第2節でパフォス（キプロス）と対戦し、5-1の勝利を収めた。この試合では、ラファエル・ゲレイロがチームの2点目をマーク。その得点は、見事なパスワークで奪った圧巻のゴールだった。

バイエルン・ミュンヘンの完璧な崩し

　2連勝を目指すバイエルンは、敵地でパフォスと対戦。15分にハリー・ケインの得点で先制したアウェイチームは、20分にラファエル・ゲレイロが、流れるようなパスワークからゴールネットを揺らす。

　マイケル・オリーズのパスをペナルティーアーク内で受けた背番号「22」は、ダイレクトでニコラス・ジャクソンに預けると、リターンパスを受けて、左足でフィニッシュ。ゴール右隅に蹴り込んだ。ダイレクトパスを交えた美しい崩しで奪った、完璧な得点だった。

　2点のリードを奪ったバイエルンは、31分にはN・ジャクソンが3点目を奪うと、34分にはケインが自身2点目となるゴールを挙げる。

　45分には、ミスラフ・オルシッチにミドルシュートを叩き込まれ、1点を返されたアウェイチームだったが、68分に、オリーズが見事なドリブルから得点を奪い、このまま試合終了。敵地で5-1と大勝したヴァンサン・コンパニ監督率いるチームは、開幕2連勝を飾った。