アーセナルは7月4日、26歳の日本代表DF冨安健洋との契約を即時終了することで合意した。それ以降、無所属の状態が続いており、今後の去就が注目されている。現役時代にブライトンなどでプレーしたウォーレン・アスピナル氏が同選手の獲得を推奨したと、英メディア『BBC』が1日に報じている。
冨安健洋、手術後の復帰時期は未定だが…
冨安はアビスパ福岡からシント=トロイデンVVへ移り、さらにボローニャを経て2021年8月にアーセナルへ移籍と、順調にステップアップを続けてきた。両サイドバックとセンターバックのポジションでプレーできる万能型DFであることから、加入当初は出場機会を得て、チームに重宝されたこともある。
しかし、その一方で度重なる怪我に悩まされ、シーズンを全うできた年はほとんどなかった。ついに昨季は手術に踏み切り、ほぼ出場なしでシーズンを終えている。そして、アーセナルと双方合意のもとで契約解除に至った。
それでも依然として冨安の実力は高く評価されている。まだ復帰時期は未定だが、アスピナル氏は同メディアの番組に出演し「フェルディ・カドゥオールに対し、どこでプレーしたい?と聞けば、おそらく中盤と答えるだろう。彼は本来中盤要員として加入したが、今は右サイドバックをこなしていて素晴らしい働きをしている。ジョエル・フェルトマンも年齢を重ねたが、今季も非常に良いパフォーマンスを見せている。さらに、冨安は現在フリーエージェントだ。そういう選手が獲得可能なら検討する価値がある」と述べている。
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