フットボールチャンネル

サッカー日本代表の森保一監督、鈴木淳之介は「ワールドカップ基準でプレーできる」。「チームの底上げ」に期待

text by 編集部 photo by Getty Images

 日本サッカー協会(JFA)は2日、10日のパラグアイ代表戦と14日のブラジル代表戦に臨むサッカー日本代表のメンバーを発表した。6月のインドネシア代表戦でA代表デビューを果たしたDF鈴木淳之介が招集された。会見に出席した森保一監督は、鈴木に期待感を示している。

森保一監督が鈴木淳之介に期待

鈴木淳之介
【写真:Getty Images】

 鈴木は7月に湘南ベルマーレからデンマークのコペンハーゲンに移籍。スタメンはデンマークカップ3回戦のリンビーBK戦のみではあるが、ここまで3試合に出場している。1日に行われたリーグフェーズ第2節のカラバフFK(アゼルバイジャン)戦でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)初出場となった。

 CBの冨安健洋や伊藤洋輝が怪我で離脱している中、森保監督は招集した鈴木について「できる限りチームの底上げをすることは日本サッカーの発展のために必要なことです。経験の浅い選手たちを可能な限り選出して、本人の力を培っていく方が、より最高、最強の日本サッカーを作っていけるのかなと考えています」と選出理由を明かしている。

 さらに、日本代表の指揮官は「6月の代表活動で良いプレーをしていた。コペンハーゲンに移籍し、怪我で出場していませんでしたが、最近はプレーしている。そこで一気に監督の信頼を勝ち取りました。直近のCLの試合では後半から出て、経験を積んでいます。CLでプレーするということは、ワールドカップ基準でプレーできると思っています」と期待している。

(取材、文・構成:編集部)

1 2

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!