UEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)リーグフェーズ第2節、セルティック対ブラガの試合が現地時間2日に行われ、セルティックは0-2の敗戦を喫した。国内リーグでは毎年優勝争いを繰り広げているものの、欧州カップ戦では苦戦するという現実を突きつけられる結果になったと、スコットランドメディア『セルティック・アーヒアー』が2日に報じている。
前田大然、先発出場もゴールならず
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セルティックを率いるブレンダン・ロジャーズ監督は、前田大然、ケレチ・イヘアナチョ、セバスティアン・トゥネクティなどを先発起用。20分には、ジャン=バティスト・ゴルビーからパスを受けたリカルド・オルタに先制点を決められてしまう。さらに、85分にはガブリ・マルティネスに追加点を決められた。セルティックは1点も返すことができずに0-2で敗れ、1分1敗の28位に沈んでいる。
セルティックにとって、ブラガ戦は勝利することを計算に入れていた一戦かもしれない。優勝こそ実現できていないが、それでもポルトやスポルティングCP、ベンフィカといったポルトガルの強豪と毎年上位を争うクラブではある。
この結果を踏まえ、同メディアは「ブラガ側から見ると歴史的な夜。セルティック側から見るとヨーロッパでの地位の失墜を突きつけられる夜となった」とし、「かつて“要塞”と呼ばれたパークヘッドの威光は薄れ、パフォーマンスも雰囲気も脆さが際立つと断じた。ポルトガルメディアの見出しは共通している。セルティックは、もはやヨーロッパの舞台で相手を脅かす存在ではないということだ。サポーターと経営陣の対立、ピッチ上でのリズムの欠如、ホームで結果を出せない現状が重なり、チームは弱体化している。自らの立ち位置を思い知らされる結果となった」と、失望した様子で伝えている。
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