日本サッカー協会(JFA)は2日、10日に行われる国際親善試合のパラグアイ戦と、14日に開催されるブラジル戦に臨む日本代表メンバーを発表した。久保建英、遠藤航、鎌田大地といった主力組が順当に選ばれた一方で、またもセルティックに所属する27歳の旗手怜央が招集外になったと、スコットランド紙『ヘラルド』が2日に報じている。
旗手怜央、招集外は怪我の影響か?
旗手は2021年12月末に川崎フロンターレからセルティックへ移籍して以降、チームの主力として活躍していた。昨季は公式戦55試合で11得点9アシストをマークし、前田大然と共に移籍を噂される存在となり、実力も高く評価されている。
ただ、日本代表としては2025年3月25日に行われたFIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選(3次予選)のサウジアラビア戦に出場して以降、プレーできていない。
それを踏まえ、同メディアはタイトルに「セルティックのスター・旗手が持つワールドカップ出場の夢が、危機に瀕している」と付け、「彼は6月の代表ウィークも招集外で、昨シーズン終盤には膝の怪我で戦列を離れていた。その後も7月、9月の試合で森保一監督のメンバーから外されており、来年のW杯本大会を前に厳しい状況に立たされている」と指摘した。怪我やコンディション面への配慮が、招集外の理由だとする見方もある。なお、チームメイトの前田は日本代表メンバーに選出された。
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