サッカー選手の評価基準には様々あるが、その中でも「市場価値」は選手の実力やポテンシャルを示す重要な指標である。そこで今回は、現在行われているFIFA U-20ワールドカップ(W杯)で戦うU-20サッカー日本代表選手たちの市場価値をランキング形式で紹介する。※成績、市場価値は3日時点の『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠[1/5ページ]
5位:石渡ネルソン(いしわたり・ねるそん)

【写真:Getty Images】
生年月日:2005年5月10日
市場価値:27.5万ユーロ約4700万円)
所属クラブ:いわきFC
今季リーグ成績:23試合3得点1アシスト
サッカーU-20日本代表市場価値ランキング5位にランクインしたのは、いわきFCで修業中の石渡ネルソンだ。
そんな石渡の推定市場価値は、27.5万ユーロ(約4700万円)となっている。
中学生からセレッソ大阪のアカデミーで育ち、17歳で2種登録を受けJ1リーグデビューを果たした石渡は、2023年に同クラブへ加入。翌年には出場機会を求め、愛媛FCに渡り、今季はいわきFCで主力として活躍している。
その石渡は185cmの体格を持ち、フィジカルを活かしたボール奪取能力に長けている。CBやSB、クラブでは攻撃的MFもこなすユーティリティー性も魅力的だ。
しかし、クラブで主力として活躍している石渡でもU-20日本代表での序列は2番目になっている。
現在行われているFIFA U-20ワールドカップ(W杯)では、2試合連続で試合終了間際での交代と満足のいく出場時間ではない。
そんなU-20日本代表で出番の少ない石渡だが、市場価値の金額を見てみると2024年12月から2025年6月の半年間で20万ユーロ(約3400万円)アップしている。
U-20日本代表では結果を残せていない石渡だが、少ない出場時間でインパクトを残し、さらなる価値を見いだすことができれば、次なるステップアップにも繋がるのではないだろうか。