U-20ワールドカップ(U-20W杯)のグループステージ(A組)第3節、サッカーU-20日本代表対ニュージーランド代表の試合が、現地時間3日(日本時間4日8:00)に行われる。韓国メディア『スターニュース』は3日に、アジア勢で日本だけが好調を維持している現状について伝えた。
アジア勢が苦しい状況
【写真:Getty Images】
U-20W杯に参戦中の日本代表は、開幕節のU-20エジプト代表との試合を2-0で制した。さらに、第2節のU-20チリ代表戦は、相手が開催国ということもあり完全アウェイの状況だったが、2-0で勝利してグループステージ突破を決めている。
一方で、U-20韓国代表は、U-20ウクライナ代表との初戦を1-2で落としてしまう。迎えた第2節のU-20パラグアイ代表戦は、退場者を出した相手からゴールを奪えずに0-0という結果に終わった。また、U-20オーストラリア代表とU-20サウジアラビア代表はどちらも連敗を喫しており、アジア勢は日本以外の国が苦戦している状況だ。
同メディアは、「韓国も脱落危機だ。日本を除いてアジア勢が全滅する可能性も」と前置きし、次のように伝えている。
「日本だけが唯一グループステージで2連勝しただけで、韓国をはじめとする残りのアジアの3チームは脱落の危機に追い込まれている、もしくはすでに敗退が決まった状況だ。韓国は、パナマとの最終戦で引き分け以下に終わった場合、18年ぶりのグループリーグ敗退が決まる。オーストラリアは、決勝トーナメント進出を決めるためにも最終節で複数得点での勝利が必須だ。サウジアラビアは、最終節の結果に関係なく敗退が決まっている」
そして、「4日から始まるグループリーグ最終節の結果によって、韓国が敗退することになれば、アジアの4チームのうち日本だけがベスト16に残ることとなる」と前置きし、「この場合、15年大会以降10年ぶりにアジアから1チームだけが決勝トーナメントに残ることとなる。当時は、ウズベキスタンだけがグループリーグを突破した」と、日本を除いたアジア勢が苦しい状況にあることを伝えた。