V・ファーレン長崎は4日、明治安田J2リーグ第32節でジェフユナイテッド千葉と対戦し、2-0の勝利を収めた。この試合で、貴重な追加点を決めたのは、松本天夢。その得点は、見事に右サイドを崩して奪った、鮮やかなゴールだった。

松本天夢のゴールが完璧

　勝点差「1」で迎えた自動昇格圏内を争う2位長崎と3位千葉の大一番。

　序盤から両チーム共に、ゴールに迫るシーンを作り出すものの、得点は生まれない。このままスコアレスで前半を終えるかに思われたが、45分に試合が動く。

　エジガル・ジュニオが左足のワンタッチで折り返したボールが、そのままゴールに吸い込まれ、アウェイの長崎が先制に成功する。

　さらに、72分には翁長聖が山崎凌吾とのコンビネーションから、右のポケットに侵入すると、右足でクロス。これを60分からピッチに立っていた松本が、ダイビングヘッドでゴールに流し込み、長崎が貴重な追加点を手にした。鮮やかにサイドを攻略した、見事な得点だった。

　このまま試合は終了。長崎は勝点を「59」に伸ばし、暫定首位に浮上した。