イングランド・プレミアリーグ第7節、チェルシー対リヴァプールの試合が現地時間4日に行われ、チェルシーが2-1で勝利した。この試合では、チェルシーに所属するFWエステバンが後半アディショナルタイム(AT)に劇的な勝ち越しゴールを決めて、チームを勝利に導いている。
劇的勝ち越しに指揮官も大喜び
【写真:Getty Images】
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チェルシーが、首位のリヴァプールをホームの“スタンフォードブリッジ”に迎えた一戦。チームを率いるエンソ・マレスカ監督は、DFジョシュ・アチャンポン、MFモイセス・カイセド、FWジョアン・ペドロらを先発に起用した。
14分、チェルシーはカイセドが豪快なミドルを突き刺して先制に成功する。その後、両チームともにチャンスは作っていたが、スコアは動かずに試合を折り返した。迎えた63分、アウェイチームが同点ゴールを決める。
後半から右SBにポジションを移したソボスライ・ドミニクのクロスを、ゴール前のFWアレクサンデル・イサクがFWコーディ・ガクポへとつないだ。最後はガクポが押し込んで、1-1としている。同点のまま試合終了の笛を迎えるかに思われた後半AT、チェルシーの“神童”が勝ち点3をもたらす劇的な一撃を決めた。
左サイドから攻撃を組み立てたチェルシーは、DFマルク・ククレジャがペナルティエリア内でボールを受けると、ファーサイドからゴール前に詰めていたエステバンへとクロスを送った。これにエステバンが合わせて、試合終了間際にチェルシーが勝ち越している。ゴールが決まった瞬間に、マレスカ監督はベンチ前から飛び出し、コーナーフラッグ付近でゴールを祝う選手たちの歓喜の輪に加わる姿を見せていた。
そのまま試合は終了し、チェルシーが2-1でリヴァプールに勝利している。次節は、代表ウィーク明けの18日に行われ、チェルシーはアウェイでノッティンガム・フォレストと対戦する予定だ。