スペイン・ラ・リーガ第8節、レアル・マドリード対ビジャレアルの試合が現地時間4日に行われ、マドリーが3-1で勝利した。スペインメディア『as』は同日に、この試合で2ゴールを奪う活躍を見せたレアルFWヴィニシウス・ジュニオールの先制弾を絶賛している。
ヴィニシウスのゴールを絶賛
【写真:Getty Images】
前節は、アトレティコ・マドリードとの“マドリード・ダービー”を2-5で落としてしまったマドリー。チームを率いるシャビ・アロンソ監督は、DFディーン・ハイセン、MFダニ・セバージョス、FWキリアン・エムバペらを先発に起用した。
前半は、マドリーがボールを支配してビジャレアルを押し込む展開が続くも、アウェイチームの堅守に阻まれて得点を奪うことができずに試合を折り返している。迎えた47分、現地メディアも絶賛したヴィニシウスのゴールでマドリーが先制に成功した。
逆サイドからのロングボールをコーナーフラッグ付近で受けたヴィニシウスは、鋭いカットインで対峙したDFサンティアゴ・モウリーニョをあっさりかわす。そのままペナルティエリア内に侵入すると、勢いよく右足を振り抜いた。ヴィニシウスのシュートは、相手選手に当たってコースが変わり、ネットを揺らしている。
同メディアは、「これがマドリーのファンを虜にするヴィニシウスだ」と前置きし、「トレードマークとも言えるゴールだ。ブラジル代表選手はコーナーフラッグ付近からボールを持つと、華麗なドリブルを披露し、先制ゴールをもたらした」と、得意とするドリブルから、しっかりゴールを奪いきったヴィニシウスを絶賛している。
その後、69分にPKを決めたヴィニシウス。73分に失点してしまったものの、81分にエムバペがダメ押しとなる3点目を決めて、3-1でビジャレアルを下した。