スペイン・ラ・リーガ第8節、セビージャ対バルセロナの試合が現地時間5日に行われ、バルセロナが1-4で敗れた。この試合では、バルセロナに所属するサッカーイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードがリーガ初得点を記録している。
ラッシュフォードの初得点も実らず
【写真:Getty Images】
ミッドウィークに行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のパリ・サンジェルマン戦は、1-2で惜しくも敗れたバルセロナ。チームを率いるハンジ・フリック監督は、DFパウ・クバルシ、MFペドリ、FWロベルト・レヴァンドフスキらを先発に起用した。
13分、ペナルティエリア内でDFロナルド・アラウホがFWイサーク・ロメロを倒して、セビージャにPKを与えてしまった。これをFWアレクシス・サンチェスが決めて、バルセロナが1点を追いかける展開となる。さらに、37分、中盤でDFジュール・クンデがボールを奪われてしまい、最後はロメロに追加点を決められてしまった。
それでも、前半アディショナルタイム、バルセロナが意地を見せる。ペナルティエリア手前でボールを持ったペドリは、逆サイドにいたラッシュフォードに浮き玉で絶妙なクロスを送った。これにラッシュフォードがダイレクトで合わせて、リーガ初となる得点を記録している。
しかし、73分にレヴァンドフスキがPKを失敗してしまうと、90分、後半アディショナルタイムと立て続けに失点。そのまま試合は終了し、バルセロナが1-4で今季リーグ戦初黒星を喫し、ビジャレアルに3-1で勝利したレアル・マドリードに首位の座を譲る形となった。
次節は代表ウィーク明けの17日に行われ、バルセロナはホームにジローナを迎える。