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サッカー日本代表復帰の田中碧、リーズでの自身の現状に「もちろん大前提に悔しい」。プレミアリーグは「1試合の緊張感が違う」

text by 編集部 photo by 【加藤健一】

 サッカー日本代表は、キリンチャレンジカップ2025(国際親善試合)で、10日にパラグアイ代表、14日にはブラジル代表と対戦する。3月シリーズ以来の代表復帰となったリーズ・ユナイテッド所属のMF田中碧が取材に応じ、ここまでのプレミアリーグでの戦いを振り返りつつ、南米相手の2連戦について語った。

田中碧が語ったこととは?

日本代表 田中碧
【写真:加藤健一】

 今季からプレミアに昇格したクラブで開幕スタメンを勝ち取り、上々のスタートを切った田中だったが、8月末の負傷で戦線を離脱し、2試合を欠場。復帰後の直近3試合は、途中からの出場が続いている。
 
 スタメンを外れている現状に田中は「もちろん大前提に悔しい」と率直な思いを口に。それでも「毎試合中盤で対戦する選手が基本的に各国の代表なので、ワクワクもありますし、毎週がワールドカップやCL(チャンピオンズリーグ)じゃないですけど、それぐらいのクオリティがある」と充実感をにじませた。

 さらに「上位は上位で力もありますし、下位で言えば『プレミアに残る』という意味で、毎試合、死に物狂いでかかってくる。その1試合1試合の緊張感が違う。すごく自分としては成長できるリーグで、そこで何でもできることが、どれだけすごいことなのかをすごく感じます」と語る。

 日頃から高いレベルでプレーする27歳は、南米強豪との対戦についても「日頃の相手の延長戦」とし、「どの試合もそんなに変わらない。自分のチームの練習もそうだし、あとは自分がどれだけやれるか。そこで課題と何ができるかをしっかりと見受けられれば」と10月シリーズの個人の位置づけを述べた。

(取材:加藤健一、文・構成:編集部)

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【了】

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