ユタ・ロイヤルズは現地時間5日、ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ（NWSL）第23節でシカゴ・スターズと対戦し、2-2のドローに終わった。ユタに所属するなでしこジャパン（サッカー日本女子代表）FW田中美南がキレのあるドリブルから絶妙なシュートでゴールを決めた。

田中美南がゴール！

　最下位（14位）のシカゴでは、林愛花が78分から出場し、12位のユタでは田中が最後までプレー。下位に沈むチーム同士の一戦で日本人対決が実現した。

　均衡が破れたのは59分。相手のクリアボールを拾った田中がドリブルでペナルティエリア内へ侵入し、DF1人をかわしてから右足のシュートを放つ。低い弾道のボールは、ゴール左へ吸い込まれた。らしさ溢れるドリブルと精度抜群の一撃でネットに突き刺した。

　66分には、田中がPKを成功させ、今季の得点数を「5」に伸ばすが、83分に林のクロスが流れ、ファーサイドでイボンヌ・チャコンに決められてしまう。続く86分にも失点し、2-2のドロー決着となった。