サッカー日本代表は7日、千葉県千葉市のJFA夢フィールドで練習を行った。この日の早朝に日本に到着した選手たちはジムで汗を流すなど個別でトレーニングを消化し、13選手がピッチでトレーニングを行った。
サッカー日本代表、2日目トレーニングレポート

【写真:加藤健一】
ピッチに姿を現したのは13人で、GKの3人、フィールドプレーヤーは国内組と前日までに帰国していた中村敬斗、藤田譲瑠チマ、谷口彰悟、堂安律、斉藤光毅、田中碧だった。
3対2のポゼッション練習では長友佑都が中村の股を抜く一幕も。「まだ俺のこと分かってないな」と長友は言い、選手たちの笑いを誘っていた。
最後はシュート練習が行われ、そばで見ていた長谷部誠コーチは堂安に「フランクフルト見せてよ!」と檄を飛ばす場面もあり、GK陣相手にゴールネットを揺らし続ける相馬勇紀に堂安が「うまくなってるねシュート」と声を掛けていた。
この日は実践的な練習は行われず、全体的に明るい雰囲気だった。藤田の明るい声や長友の盛り上げる一言、堂安や田中のリラックスした表情など、代表の日常が戻ってきたことを実感させる練習だった。
(取材・文:加藤健一)