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「優勝候補の一角へ」世界から見たサッカー日本代表とは?W杯初出場以降は着実に進歩「もはや挑戦者ではない」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

 サッカー日本代表は世界に先んじて、2026年に開催されるワールドカップ出場を決めた。そのため、現在は本大会を見据えた強化試合を行なっている。10日にはパラグアイ戦、14日にはブラジル戦を予定しており、日本は世界と肩を並べる存在になったと、ナイジェリアメディア『ビジネスポスト』のディポ・オロウォケレ記者が6日に分析した。

サッカー日本代表、現在の立ち位置は…

アメリカ代表戦に臨んだサッカー日本代表
【写真:Getty Images】

 一昔前の日本代表とは違い、今は欧州リーグでプレーする選手が大半を占めている。より強度の高い環境で力をつけたことで、ワールドカップのアジア予選で苦戦することは少なくなった。それまで本大会への切符を手にすることさえ夢だったが、初出場以降は8大会連続8度目のW杯出場という記録を継続している。目標は本大会へ進むことではなく、ベスト16の壁を突破することに変わった。最近では優勝を口にすることも多くなっている。

 この日本代表の変化を世界も感じ取っているようだ。オロウォケレ記者は「有望株から優勝候補の一角へと変貌を遂げ、サムライブルーの“ダークホース”としての地位がさらに強固なものとなった」と捉えている。

 それを踏まえ、同記者は「今回の早期突破は、単なる記録ではなく宣言だ。1998年の初出場から8大会連続でW杯に挑む中、もはや日本はアジアの挑戦者ではない。鎌田大地のブンデス仕込みの強さ、久保建英のラ・リーガ流の創造性。欧州の舞台で磨かれた技術と戦術眼が融合し、チームは確実に進化している。残された数カ月で連携をさらに高めれば、2026年大会ではベスト8以上も夢ではない。アジアの歴史を塗り替えるその瞬間が、現実味を帯びてきた」との見解を示している。日本代表はW杯でドイツ代表、スペイン代表を下した過去があり、世界と戦えるチームに成長したと言えるかもしれない。

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【了】

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