セルティックに所属する27歳の日本代表FW前田大然は、移籍志願後もチームに残留することになった。ただ、2027年6月の契約満了を待たずして、どこかのタイミングで移籍する可能性は高い。複数のプレミアリーグのクラブが同選手に興味を示していると、スコットランドメディア『67ヘイルヘイル』のグレアム・ベイリー記者が7日に明かしている。
前田大然、新天地はイングランド?
前田は昨季、公式戦51試合に出場して33得点12アシストを記録し、スコットランドPFA年間最優秀選手賞に輝いた。その活躍を受け、今夏の移籍市場ではオファーを提示したクラブもあったとされる。しかし、セルティックが同選手の代役を確保できなかったため、最終的に移籍を阻止する形で残留が決定した。今年の2月末には退団希望をクラブに通達していたようだが、今回は実現せず。
とはいえ、同メディアは「前田が去るかどうかではなく、いつ去るかの問題」と見ており、いずれセルティックを離れることは既定路線かもしれない。
それを踏まえ、ベイリー記者は「すでに前田は移籍の準備ができており、イングランドへの移籍が最有力だ。いくつかのクラブが関心を示している。セルティックが来年1月に彼を放出するかどうかはまだ不明だが、来夏には契約が残り1年となるため、その時点での移籍は確実になるだろう。複数のプレミアリーグのクラブが、セルティックの対応を試すつもりでいると聞いている。ブレントフォードが彼を気に入っているのは確かだが、他にもウェストハム、リーズ、バーンリー、サンダーランドといったクラブも候補だ。どのクラブも得点力を求めており、資金面でも余裕がある」と述べている。いずれにしても、ステップアップに繋がる移籍となりそうだ。
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