チリで開催されているU-20ワールドカップ（W杯）ラウンド16のサッカーU-20日本代表対U-20フランス代表の試合が、現地時間8日（日本時間9日 8:00KO）に行われる。韓国メディア『マイデイリー』は7日に、日本とU-20韓国代表が揃ってベスト16進出を決めたと伝えた。

アジアからは日韓のみがベスト16に

【写真：Getty Images】

　U-20W杯に参戦している日本は、第1節のU-20エジプト代表戦を2-0で制すと、第2節では開催国のU-20チリ代表を2-0で撃破して、グループステージ突破を決めた。迎えた最終節のU-20ニュージーランド代表との試合は3-0で勝利し、全勝でグループステージ突破を決めている。

　一方で、韓国は、初戦のU-20ウクライナ代表戦は1-2で敗北。続くU-20パラグアイ代表との試合はスコアレスドローに終わったが、最終節のU-20パナマ代表戦を2-1で制した。今大会は、各組上位2チームと、3位のうち成績上位の4チームがベスト16に進出するレギュレーションとなっている。他グループの結果もあり、韓国は3位でグループステージを終えたものの、ベスト16進出を果たした。

　同メディアは、「アジアの面目を保った日本と韓国がベスト16進出を決めている」と前置きし、次のように述べている。

「チリで開催されているU-20W杯のグループステージ全日程が終了した。日本と韓国がベスト16進出に成功しており、アジア代表としてのプライドを守っている。韓国は、ウクライナ、パナマ、パラグアイと対戦して1勝1分1敗だった。一方で、日本はエジプト、チリを撃破。最後のニュージーランド戦では3-0と大差をつけており、グループステージで全勝7ゴール無失点という結果を残している」

　また、「アジアからは日本、韓国、オーストラリア、サウジアラビアが出場した。しかし、オーストラリアとサウジアラビアは敗退が決まっている」と述べた上で、「大陸別に見ると、ヨーロッパの強さが目立った。出場したウクライナ、スペイン、イタリア、フランス、ノルウェーの全チームがグループステージを勝ち抜いた。一方で、優勝候補のブラジルが史上初のグループ敗退となっている」と、決勝トーナメント進出が決まるまでの戦いを振り返った。

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