2025年のバロンドールは、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWウスマン・デンベレが初受賞した。英メディア『talkSPORT』は現地時間2日に、現時点でのバロンドールパワーランキングを発表している。来年にはW杯も控えている中で、最も世界一に近い選手は誰なのだろうか。
現時点で世界一に最も近いのは?
【写真:Getty Images】
同メディアは、「ウスマン・デンベレの後に続く選手は誰なのだろうか」と前置きし、5位にはマンチェスター・シティに所属するノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドを選んでいた。「ゴール数のみで決めるのであれば、毎年のように最有力候補だ。実際、22/23シーズン以降、彼より多くリーグ戦でゴールを決めているのはハリー・ケインとキリアン・エムバペだけだ」と、今季もすでにリーグ戦7試合で9ゴールと異次元の決定力を発揮しているハーランドを称賛している。
また、4位には、バイエルン・ミュンヘンに所属するイングランド代表FWハリー・ケインがランクインした。記事では、「W杯の年は、ケインがランキングで上位に立つのに最高のタイミングだ。今後も得点記録を伸ばし続ければ、来年のバロンドールの最有力候補となるだろう」と、選出理由を説明した。
3位には、リヴァプールでプレーするエジプト代表FWモハメド・サラーが選ばれている。そして、2位に名を連ねたのがレアル・マドリードでプレーするフランス代表FWキリアン・エムバペだ。同メディアは、「多くのバロンドールのライバルたちと同様に、エムバペの初の栄冠はW杯が鍵だ。マドリーでのタイトルだけではなく、フランス代表での活躍も重要となるだろう」と、来年のW杯で優勝できるかどうかが、エムバペにとって最重要課題となることを強調した。
そして、現時点のランキングでトップに立っているのは、若手版のバロンドールとも言える「コパ・トロフィー」を2年連続で受賞したバルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルだ。同メディアは、ヤマルはまだ18歳であり、元ブラジル代表のロナウドが持つ史上最年少記録(1997年に21歳96日で受賞)を破る可能性が高いと指摘している。