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WEリーグ 2か月前

最も高いのは? WEリーグ、ユニフォームスポンサー企業の売上高ランキング6~10位。日本女子サッカーを支えているのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 日本女子サッカープロサッカーの最高峰・WEリーグが開幕し、今季で5年目。現在は12チームでタイトルの行方を争っており、年々規模を拡大している。彼女たちの躍進を支えているのが、各スポンサー企業だ。今回はユニフォームスポンサーとして各クラブに資金を投じる会社を、売上高順にランキング形式で紹介する。※売上高は各企業の決算を参照。ユニフォームに複数の企業が名を連ねる場合は、最も売上が高い会社をピックアップする[1/5ページ]

10位:亀田製菓(アルビレックス新潟レディース)

アルビレックス新潟レディース 川澄奈穂美
【写真:Getty Images】

売上:1,032億円(2025年3月期)
純利益:54億円

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 アルビレックス新潟のスポンサーを1996年から担っている亀田製菓が、レディースのユニフォームにもその名を刻んでいる。

「亀田の柿の種」や「ハッピーターン」などで知られる大手菓子メーカーは、長きにわたって新潟のフットボールをサポートしている。

 ピッチ外にもその影響は及んでおり、5月25日に行われたホーム・湘南ベルマーレ戦では「亀田製菓サンクスデー」と題して、来場者先着25,000名にハッピーターン(28g)が配布された。

 レディースともWEリーグ開幕前から関わっており、2019年7月には当時所属していた左山桃子(現:サンフレッチェ広島レジーナ)をMCに迎え、Twitter上で食レポ企画「桃⼦のバリうま!」が行われた。

 同企画の第1回目には左山のほか、上尾野辺めぐみや阪口萌乃(現:RB大宮アルディージャWOMEN)らアイコニックな選手が出演し、チームとしての力の入れようも窺えた。

 新潟サッカーの発展に大きく貢献している企業の業績は堅調で、売上高は2020年度が優位だが、純利益・純資産は共にこの5年間で最高値を叩き出している。

 とりわけ海外事業が順調に推移しており、同社が今年5月に発表した決算短信(2025年3月期)のなかで、「アジア地域は総じて好調」と報告。海外事業全体の売上高は「前期比14.2%増」としている。

 大手機械メーカーなどと比べると経済規模はやや控えめだが、その成長ぶりは特筆すべきものがある。

 長年プロサッカーチームを支え続ける胆力は、その強固な経営基盤に由来する。

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