日本女子サッカープロサッカーの最高峰・WEリーグが開幕し、今季で5年目。現在は12チームでタイトルの行方を争っており、年々規模を拡大している。彼女たちの躍進を支えているのが、各スポンサー企業だ。今回はユニフォームスポンサーとして各クラブに資金を投じる会社を、売上高順にランキング形式で紹介する。※売上高は各企業の決算を参照。ユニフォームに複数の企業が名を連ねる場合は、最も売上が高い会社をピックアップする[1/5ページ]
5位:コカ・コーラ ボトラーズジャパン(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
売上:8,926億円(2024年12月期)
純利益:73億円
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2024年度の売上8,926億円を誇るコカ・コーラ ボトラーズジャパンが、日テレ・東京ヴェルディベレーザをユニフォームスポンサーとしてサポートしている。
前身のなでしこリーグで5連覇を成し遂げた(2015~2019シーズン)強豪は、WEリーグにおいて皇后杯を除いてタイトルを獲得できずにいた。
2024/25シーズンになってようやくリーグ優勝に手が届いたチームを、コカ・コーラ ボトラーズジャパンは2022/23シーズンからサポートしている。
売上8,926億円(2024年12月期)規模の会社のサポートは彼女たちにとっても心強かっただろう。
しかし懸念もあり、同社の経済規模は巨大だが、純利益の小ささは気になるところだ。同期の純利益73億円は、利益率に換算するとわずか0.8%。
同社の資産は8,041億円とやはり巨大のため、ただちにスポンサードに影響があるとは考えにくいが、増資を期待するのは難しいかもしれない。
また、強豪のわりにベレーザのホームゲーム入場者数がやや物足りないことも気がかりだ。
2024/25シーズンのリーグ戦平均動員数は1,358人、かつ優勝が決まる最終節・ジェフユナイテッド千葉レディース戦の観客数も1,518人。
3桁台に落ち込む日もあり、集客の改善は急務と言うべきだろう。
中長期的な目線では両者に懸念点があるが、リーグが発足してからそれほど時間は経っていない。今後の動きに期待だ。
