サッカー日本代表は8日、千葉県千葉市のJFA夢フィールドで、10日のパラグアイ代表戦に向けてのトレーニングを実施した。合宿3日目となったこの日は、佐野海舟(マインツ)が取材に応じた。同じポジションの遠藤航(リヴァプール)と守田英正(スポルティング)が不在の中、活躍が期待される佐野が自身の意気込みを語った。
佐野海舟が意気込み
昨夏にマインツへ加入し、一年目から躍動した佐野。今季はクラブがここまで16位と低迷しているものの、昨季と変わらず存在感を放っている24歳は、9月20日のブンデスリーガ第4節のアウクスブルク戦で、ドイツでの初ゴールを決めた。
記念すべき得点を奪った佐野は「自信になりましたけど、これを継続させないといけないという気持ちの方が大きい。代表では、チームとやるべきことが少し変わってくるので、自分の中でバランスを見てやっていかないといけない」と気を引き締める。
10日のパラグアイ代表戦、14日のブラジル代表戦を控える今回の10月シリーズでは、これまで代表の中盤を支えてきた遠藤と守田が揃って不在。佐野にかかる期待も大きい。
「自分のできることを精一杯やり続けるのが大事だと思いますし、できないことをやろうとするのではなくて、できることを考えて、チームのためにやれば、自然と結果はついてくるのかなと思っています」
そのように意気込みを語った佐野は、「守備的な面では、やっぱり求められていると思いますし、そこから攻撃につなげる部分っていうのは、自分が普段出しているプレーを出せればいいかなと思っています」と自身の強みを生かしたプレーで勝負する意欲を示した。
(取材:加藤健一、文:編集部)
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