サンフレッチェ広島は8日、2025JリーグYBCルヴァンカップ準決勝・第1戦で横浜FCと敵地で対戦し、2-0の勝利を飾った。この一戦で先制点を挙げたのが、中島洋太朗。その得点は意外性溢れるシュートで決めた、圧巻のゴールだった。
中島洋太朗のゴラッソ
アウェイチームは、序盤から横浜FCにシュートを許すシーンを何度も作られたものの、失点を免れると、生え抜きの19歳が、先制点をもたらす。
33分、塩谷司からのロングボールを胸でコントロールした中島が、ボックス内左でボールをキープ。DFに寄せられ、一度はゴールに背を向ける状態となったが、見事な身のこなしで前を向くと、角度のない位置から左足を振り抜く。意外性溢れるシュートは、ゴール前への折り返しを警戒していたGKのニアを射抜き、ゴールに吸い込まれた。
中島のアイディアと技術が光った、衝撃的なゴールだった。
このゴールで先手を奪った広島は84分、相手GKが飛び出していたところを見逃さなかった中野就斗がロングシュートを沈め、勝負あり。広島が敵地での第1戦を2-0で制した。
