サッカー日本代表を指揮する森保一監督は9日、キリンチャレンジカップ2025 パラグアイ代表戦の前日会見に出席した。指揮官は、9月のアメリカ遠征では無得点に終わった中、堅守を誇るパラグアイ相手に「得点にこだわっていきたい」と強調した。
森保一監督が前日会見
日本代表は、9月7日のメキシコ代表戦では、内容面では上回ったものの、スコアレスドロー。続く10日のアメリカ戦では、0-2の敗戦を喫し、アジア最終予選で10試合30得点を叩き出した攻撃陣は、北中米の強豪相手に無得点に終わった。
森保監督は「9月の代表活動は1分1敗で勝利できなかったので、ホームの吹田スタジアムで勝利を目指して戦い、勝ってサポーターのみなさんに喜んでいただけるように全力を尽くしたい」と意気込みを語る。
課題の得点の部分については、「奪っていい守備から素早く攻撃につなげる」を変わらずテーマに挙げ、「アタッキングサードまでの作りはできている。最後にシュートを打ち切ることや、シュートにつながる部分、決め切るところにこだわっていくことを今回の活動の中で、名波(浩)コーチ主導で選手にも伝えてくれている。得点にこだわっていきたいと思っています」と説明した。
対するパラグアイは、南米予選18試合で10失点のみと堅守が武器。森保監督は「南米予選で失点が少ないのは、我々も分析をしていますし、逆に強固な守備を打ち破って、得点できれば我々の自信にもなると思います」と述べうえで、「選手たちにはアグレッシブにゴールを目指すプレーをしてほしいと思っています」と期待を込めた。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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