国際親善試合、韓国代表対ブラジル代表が10日に行われ、5-0でブラジル代表が大勝した。この試合では、レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが1人カウンターからゴールを決めきり、チームを勝利に導く圧巻の活躍を見せた。
圧巻の1人カウンター
【写真:Getty Images】
韓国との一戦に臨んだブラジル。チームを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は、DFガブリエウ・マガリャンイス、MFブルーノ・ギマランイス、FWエステバン・ウィリアンらを先発に起用している。一方の韓国は、DFキム・ミンジェ、MFイ・ガンイン、FWソン・フンミンなどの主力選手が順当に名を連ねた。
13分、“メッシーニョ”の愛称で知られるエステバンが先制ゴールを決める。さらに、前半終了間際の41分、ロドリゴが味方との芸術的な連携から追加点を決めて、2-0で試合を折り返した。
後半もブラジルペースが続き、47分にエステバン、49分にロドリゴが立て続けにゴールを決めた。迎えた77分、高速カウンターからヴィニシウスが圧倒的な個の力を感じさせるダメ押しゴールを叩き込んでいる。
韓国のクロスを弾き返したブラジルは、こぼれ球を回収したFWマテウス・クーニャが前線へスルーパスを送った。これに反応したヴィニシウスが抜け出すことに成功すると、一気にペナルティエリア内まで侵入する。細かいタッチでDFとGKを翻弄し、最後は冷静に流し込んでゴールショーを締め括った。ヴィニシウスの素早い切り返しでDFイ・テソクとGKチョ・ヒョヌは完全に体勢を崩されてしまっており、最後は両者の間を抜くシュートでネットを揺らしている。
5-0の大勝を収めたブラジルは、14日に日本代表と対戦する。