FIFAワールドカップ26欧州予選・グループDの第3節、フランス代表対アゼルバイジャン代表の試合が現地時間10日に行われ、フランスが3-0で勝利した。この試合では、レアル・マドリードに所属するフランス代表FWキリアン・エムバペが圧巻のドリブル突破から先制ゴールを決めている。
圧巻のドリブル突破から決めきる!
【写真:Getty Images】
ここまで2戦2勝でグループ首位を維持しているフランスと、1分1敗でまだ白星のないアゼルバイジャンの一戦。チームを率いるディディエ・デシャン監督は、DFウィリアン・サリバ、MFアドリアン・ラビオ、FWヒューゴ・エキチケ、エムバペらを先発に起用した。
試合開始からフランスがチャンスを作ったものの、なかなか決めきることができない展開が続いた。このままハーフタイムに突入するかと思われた前半アディショナルタイム、フランスのエースであるエムバペがスコアを動かす。
ピッチ中央付近まで下がってパスを受けたエムバペは一気に加速。細かいタッチで相手DF4人をかわすと、エキチケとのワンツーでペナルティエリア内に侵入した。エムバペの勢いは止まらず、相手DFに寄せられながらも右足を振り抜き、ネットを揺らしている。爆発的なスピード、繊細なタッチ、そして世界トップクラスの決定力を見せつけたゴールだった。
その後、69分に追加点を記録したフランス代表だったが、81分にエムバペが負傷交代してしまう。しかし、変わって投入されたFWフロリアン・トヴァンがダメ押しとなる3点目を決めた。そのまま試合は終了し、3-0でフランスが勝利している。
次節は13日に行われ、フランス代表はアウェイでアイスランド代表と対戦する予定だ。