サッカー選手の評価基準には様々あるが、その中でも「市場価値」は選手の実力やポテンシャルを示す重要な指標である。そこで今回は、10月の国際親善試合に臨むサッカー日本代表選手たち(発表当時のメンバー)の市場価値をランキング形式で紹介する。※成績、市場価値は10日時点の『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。[1/5ページ]
5位:南野拓実(みなみの・たくみ)

【写真:Getty Images】
生年月日:1995年1月16日(30歳)
所属クラブ:モナコ(フランス)
25/26リーグ戦成績:7試合2得点1アシスト
日本代表通算成績:70試合24得点11アシスト
市場価値:1500万ユーロ(約26億円)
サッカー日本代表の最新メンバー市場価値ランキングで5位にランクインしたのは、長く森保一体制の攻撃を支える南野拓実だ。
2018年のFIFAワールドカップ(W杯)ロシア大会後に発足した森保ジャパンから主力として活躍してきた南野だが、一時は序列が下がってしまうこともあった。
しかし、現在採用されている3-4-2-1へシステムを変更してからは、シャドーの位置で存在感を発揮している。
そんな南野は、今季4年目に突入したモナコでリーグ戦全試合に出場。ここまでで2得点1アシストをマークしている。
最新の市場価値は1500万ユーロ(約26億円)で、自己最高額の2000万ユーロ(約34億円)からは少し下がった形だ。
ただこれは、30歳という年齢が大きく影響していると思われる。クラブや代表での働きを考えると、自己最高額と同じ34億円が現在もついていたとしても不思議ではない。
もはや“モナ王”は、日本代表メンバーの中でベテラン選手の一人である。その豊富な経験は、W杯優勝を狙うチームにとって重要なものであることは間違いない。