サッカー日本代表は10日、パナソニックスタジアム吹田で行われた国際親善試合でパラグアイ代表と対戦し、2−2の引き分けに終わった。韓国メディア『FOOTBALLIST』は同日に、今回の引き分けで日本が3試合勝利から遠ざかっていると指摘している。
最後の勝利は7月のE-1選手権
【写真:Getty Images】
パラグアイをホームに迎えた日本。MF三笘薫、MF遠藤航など主力が負傷離脱している中で、チームを率いる森保一監督は、DF渡辺剛、MF堂安律、FW小川航基らをスタメンに起用して南米の強豪との一戦に臨んだ。
立ち上がりは日本のペースで試合が進むも、FWミゲル・アルミロンに先制ゴールを決められてしまう。直後の26分に小川の得点で追いついたものの、64分に再びリードを許してしまった。そのまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、所属クラブでも好調のFW上田綺世が同点ゴールを決めて、2-2の引き分けに終わっている。
同メディアは、「韓国戦が最後の勝利の日本。3試合連続引き分けの不振」と題して、日本とパラグアイの一戦を次のように評価した。
「9月のアメリカ遠征2連戦に続いて、10月のAマッチでも勝利できなかった。ホームで先制を許したがすぐに追いついている。後半にもリードを許したが、試合終了間際に劇的な同点ゴールを決めた」
そして、「今回のパラグアイ戦でも勝利できず、3試合連続引き分けと不振に陥っている」と指摘しつつ、「最後の勝利はE-1選手権で韓国を1-0で破り、優勝した試合だった」と、韓国に勝利した試合以降、日本が白星から遠ざかっていることを強調した。
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