FIFAワールドカップ26欧州予選・グループIの第7節、エストニア代表対イタリア代表の試合が現地時間11日に行われ、イタリアが3-1で勝利した。この試合では、イタリア代表FWフランチェスコ・ピーオ・エスポージトが豪快なダイレクトボレーシュートを叩き込み、ダメ押しとなる3点目を記録している。
圧巻のダイレクトボレーを突き刺した
【写真:Getty Images】
ここまで4試合を終えて3勝1敗という成績で、グループIではノルウェー代表に次ぐ2位につけているイタリア。“アズーリ”を率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、DFアレッサンドロ・バストーニ、MFニコロ・バレッラ、FWマテオ・レテギらを先発に起用した。
立ち上がりの4分、イタリアがスコアを動かす。DFリッカルド・カラフィオーリからのパスをMFフェデリコ・ディマルコがダイレクトで前線に送った。このパスを受けたFWモイーズ・キーンがドリブルでペナルティエリア内に侵入し、豪快に右足を振り抜いてネットを揺らしている。
その後、29分にPKのチャンスを得るも、レテギのシュートは相手GKに止められてしまった。しかし、直後の38分にそのレテギが追加点を決めて、イタリアが2-0とする。
迎えた74分、エスポージトが圧巻の一撃でダメ押しとなる3点目をチームにもたらした。バレッラとのワンツーでうまく左サイドを突破したDFレオナルド・スピナッツォーラが、ゴール前にクロスを送る。このボールにエスポージトはダイレクトで合わせて、強烈なシュートをゴール左下隅に突き刺した。76分に失点してしまったイタリアだが、その後はエストニアの反撃を抑えきり、3-1で勝利し欧州予選3連勝を飾った。
次節は14日に行われ、イタリアはホームにイスラエル代表を迎える。