サッカー日本代表は10日、パナソニックスタジアム吹田で行われた国際親善試合でパラグアイ代表と対戦し、2−2の引き分けに終わった。中国メディア『捜狐』は11日に、3試合連続勝利なしという結果に終わった日本代表と、ブラジル代表に0-5で大敗した韓国代表について報じている。
日韓と自国を比較
【写真:田中伸弥】
9月のAマッチ2連戦では1分1敗という結果だった日本代表。
ホームにパラグアイを迎えた一戦では、試合終了間際に所属クラブで絶好調のFW上田綺世が値千金の同点ゴールを決めたことで、2-2の引き分けに終わった。
同メディアは、「アジアにとってクレイジーな夜。中国U-16はインドに敗れ、日本は引き分け、韓国代表は0-5で敗北した」と前置きし、日本と韓国について次のように言及している。
「日本と韓国は既に予選突破を決めており、代表ウィークに公式戦はないことから、世界の強豪チームを相手にテストマッチを行った。両チームともワールドカップで高い目標を掲げているため、親善試合の相手には常にグローバルな試合を組んでおり、アジアのチームと対戦することはほとんどない」
そして、「日本代表の最近の親善試合の成績は平凡なものであり、来年のワールドカップベスト8進出という目標に間違いなく暗い影を落としている」と述べつつ、「堅固な守備を誇るパラグアイを相手に、日本代表は全力で攻め込んだ。
この試合で日本にとって最大の目玉は、間違いなくFW小川航基だった。
稀代のセンターフォワードである彼は、日本のベスト8進出に向けて重要な役割を担うだろう」と、パラグアイ戦を振り返っている。
また、中国代表チームはまだ監督も決まっていない状況であることにも触れており、「今回の代表ウィークで試合は予定されていない。サッカー協会がこの一件を一刻も早く解決してくれることを願っている」と、日本や韓国が世界の強豪を相手にテストマッチを行っている一方で、まだ新しいスタートを切ることができていない自国の現状を嘆いていた。
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