FIFAワールドカップ（W杯）26欧州予選・グループIの第7節が現地時間11日に行われ、ノルウェー代表は、ホームでイスラエル代表と対戦。5-0で大勝し、6連勝を飾った。この試合では、アーリング・ハーランドがハットトリックを達成。3ゴール全て、圧巻の得点だった。
ノルウェーが5発大勝
【写真：Getty Images】
この試合でのハーランドは、開始5分にPKを失敗。それでも、相手選手がハーランドのキック直前にボックス内へ侵入したことでやり直しとなったが、2回目のキックも再びGKに阻まれてしまった。
絶好のチャンスを逃したストライカーだったが、1-0でノルウェーがリードして迎えた27分に魅せる。アレクサンデル・セルロートのスルーパスに抜け出すと、右足で沈めてチームの2点目をマーク。
さらに、ノルウェーがリードを3点差に広げた63分には、アントニオ・ヌサからの左からのクロスを豪快に頭で叩き込んで、ダメ押し弾を奪うと、5分後にもネットを揺らす。
再びヌサが、左サイドからインスイングの質の高いボールをゴール前に供給。これを大外に走り込んでいた25歳の点取り屋が、角度のない位置から頭で押し込み、ハットトリックを達成した。
ハーランドの圧倒的な“決定力”で5-0の大勝を飾ったノルウェーは、無傷の6連勝を達成。1998年フランス大会以来となるW杯出場に王手をかけた。
