国際親善試合、韓国代表対ブラジル代表が10日に行われ、0-5で韓国が大敗した。韓国メディア『xportsnews』は13日に、ブラジルに完敗したことで、W杯の組み合わせ抽選に大きな影響を与える“ポット分け”で韓国がポット2から転落する可能性があると指摘した。
韓国代表が崖っぷち?
【写真:Getty Images】
ホームに強豪ブラジルを迎えた韓国は、まさかの0-5と大量失点する形で敗北した。同メディアは、「日本とイランはポット2確定!韓国は崖っぷちであり、“ポット3”に転落する危機だ。史上最高の蜂蜜組の可能性が消えてしまう」と題して、次のように述べている。
「データサイト『Football Meets Data』は、10月のAマッチの結果を反映したW杯のポット分け表を公開した。韓国はブラジルに完敗したにも関わらずポット2を維持しているが、カナダに勝利したオーストラリア代表と、アメリカと引き分けたエクアドル代表に猛追されている。韓国のFIFAランキングポイントは1590で24位のエクアドル(1589ポイント)とわずか1ポイント差だ。25位のオーストラリアとも2ポイント差にすぎない」
一方で、「同サイトによると、韓国とともにアジア最強とされている日本とイランは11月のAマッチの結果に関わらず、すでにポット2を確定させている。残りの日程でポット1に上がる可能性はないが、ポット2を確保するだけでも来年のW杯で有利なグループに入ることができる。韓国としても、ポット2の座は確実に抑えなければならない」と、韓国と同じアジアの強国である日本とイランの現状を比較しつつ、韓国だけがポット3に転落する可能性があると強調した。
そして、「重要なのは、やはり10月の2回目の試合であるパラグアイ戦と11月に行われる2回のAマッチだ。パラグアイ代表と試合をした後に、11月にボリビア代表との対戦が決まっている。もう一つの試合は、ガーナ代表などアフリカのチームになる可能性が高い」と、残りの試合で良い結果を残して、ポット2の座を維持しなければならないと指摘している。