マンチェスター・ユナイテッドWFCは現地時間12日、イングランド・ウィメンズ・スーパーリーグ（WSL）第6節でエヴァートンと対戦し、4-1の勝利を収めた。ユナイテッドに所属するなでしこジャパン（サッカー日本女子代表）MF宮澤ひなたが絶品スルーパスでゴールに関与した。

宮澤ひなたがゴールに関与

　16分、籾木結花のフリーキックのこぼれ球を林穂之香に押し込まれ、先制点を献上してしまう。前半を1点ビハインドで折り返すが、62分に同点弾を奪う。

　センターサークル付近でボールを受けた宮澤が巧みなタッチで相手をかわし、スルーパスを供給する。これに反応したメルバイン・マラードのシュートは相手GKに阻まれるも、跳ね返されたボールを拾ってネットを揺らした。

　宮澤の最高級のラストパスが得点に繋がった。続く70分には、北川ひかるのオウンゴールで逆転。その後、ジェス・パークが2ゴールをマークし、4-1で勝利している。

　なお、宮澤はフル出場。エヴァートンの籾木は67分に交代し、北川と林は77分までプレーした。ユナイテッドはこれで4勝目を手にし、3位に位置している。