サッカー日本代表は14日、キリンチャレンジカップ2025でブラジル代表と対戦し、3-2の逆転勝利。ブラジル相手に歴史的な初勝利を飾った。試合後、貴重な逆転ゴールを奪ったエースFW上田綺世がフラッシュインタビューに応じ、一戦を振り返っている。

上田綺世が一戦を振り返る

　“王国”相手に前半だけで2点のリードを許した日本代表。それでも相手のミスから52分に南野拓実がゴールを奪うと、62分には中村敬斗が同点弾をマーク。

　そして迎えた71分、伊東純也の左からのCKを上田が頭で叩き込み、逆転ゴールを奪った。所属するフェイエノールトで、開幕からゴールを量産しているエースが、歴史的な勝利に導いた。

　上田は「うれしいです。前半はチャンスを作れなかったけど、伊東（純也）選手から良いクロスが上がっていたので、チャンスは少しずつ増えている感覚があった。取れる自信はありました」と試合展開を振り返りつつ、ゴールへの予感を明かした。

　自身のゴールについては「特別に嬉しい」と喜びを噛み締めつつも、「気持ち的には、前のシーンで決めたかったですけど、意味のあるゴールを取れた」とコメントした。

　最後に、改めてワールドカップへの目標を聞かれた27歳のストライカーは「チームと同じ優勝です」と断言。「約束はできないですけど、僕含めて選手皆が成長しているので、そこを目指せる場所にはいると思います」と力を込めた。

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