サッカー日本代表は14日、東京スタジアム(味の素スタジアム)で行われた国際親善試合でブラジル代表と対戦し、3-2で歴史的な逆転勝利を収めた。アルゼンチンメディア『オレ』は同日に、アルゼンチン代表の“宿敵”が日本に衝撃的な敗北を喫したと伝えている。
宿敵の敗北を嘲笑
【写真:Getty Images】
韓国に5-0で勝利し、チームとして良い状態のブラジルをホームに迎えた一戦。日本は、前半に2失点してしまったものの、52分にMF南野拓実の追撃弾を皮切りに、62分にはFW中村敬斗が同点ゴールを決めた。さらに、71分、コーナーキックからFW上田綺世が豪快なヘディングシュートを突き刺し、ブラジルに3-2で勝利している。
同メディアは、「ブラジルは韓国を圧倒したが、日本戦ではその幸運に恵まれなかった。実際、2-0でリードし、主力選手が出場していたにも関わらず、ブラジルは2-3で日本に敗れた」と前置きし、ブラジル代表の敗北を次のように伝えた。
「来年に控えているW杯を前にして、ブラジル代表は2つの強豪チームと対戦するためにアジア遠征へ出発した。しかし、日本との対戦で、彼らは一生忘れられないほどの惨敗を喫している。自信に満ちていたブラジルは、相手を圧倒しようと奮闘した。当初は成功していたものの、その勢いを維持することはできなかった」
また、「いくつかのチャンスの後に、ブラジルはリードを2点に広げることに成功した。この時点で、後半は形ばかりのものになるかと思われた」と振り返りつつ、「しかし、終盤を迎えると流れは大きく変化した。日本は19分間で3ゴールを決めて、試合をひっくり返し、大勝利を収めたのだ」と、日本の勝利を伝えている。
この報道に対して、『ESPN』ブラジル版は、「アルゼンチン紙が日本に敗北したブラジルを嘲笑“消して忘れられない敗北”と伝えた」と、日本戦の衝撃的な敗北がアルゼンチンでも話題になっていることを報じた。
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