FIFAワールドカップ26欧州予選・グループKの第8節、ラトビア代表対イングランド代表の試合が現地時間14日に行われ、イングランドが5-0で勝利した。この試合では、イングランド代表FWハリー・ケインがペナルティエリア外から豪快なミドルシュートを突き刺し、チームの勝利に大きく貢献している。

ケインが2Gで欧州予選突破に貢献

【写真：Getty Images】

　ここまで5試合を消化して全勝のイングランド。チームを率いるトーマス・トゥヘル監督は、DFジョン・ストーンズ、MFデクラン・ライス、FWアンソニー・ゴードン、そしてケインらを先発に起用した。

　26分、立ち上がりからボールをボールを保持してラトビアを押し込んでいたイングランドがスコアを動かす。ロングボールに反応したゴードンが左サイドを突破し、得意のカットインからネットを揺らした。

　さらに、前半終了間際には、イングランドを背負うエースストライカーが追加点を決める。ペナルティエリア手前でボールを受けたケインは、相手DFから激しく寄せられるも素早く左足を振り抜いた。体勢を崩しながら放った一撃は、ゴール右隅に突き刺さっている。ラトビアのDF陣に警戒されながらも、しっかり決めきったケインの決定力の高さを示すゴールだ。

　前半アディショナルタイムにはPKを獲得し、これをケインが冷静に沈めて3-0としたイングランド。後半にも2点を追加して、5-0でラトビアを下した。この勝利によって、イングランド代表はW杯出場を決めている。6戦全勝無失点と、圧倒的な成績で欧州予選突破を決めた。