FIFAワールドカップ26欧州予選・グループIの第7節、イタリア代表対イスラエル代表の試合が現地時間14日に行われ、イタリアが3-0で勝利した。この試合では、イタリア代表FWマテオ・レテギが芸術的なコントロールショットでゴールを記録し、チームの勝利に大きく貢献している。

レテギのゴールがうますぎる

【写真：Getty Images】

　ここまで5試合を終えて4勝1敗（勝ち点12）で、グループIではノルウェー代表に次ぐ2位につけているイタリア。“アズーリ”を率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、DFジャンルカ・マンチーニ、MFフェデリコ・ディマルコ、FWジャコモ・ラスパドーリ、そしてレテギらを先発に起用した。

　立ち上がりからイタリアがチャンスを作り、何度もフィニッシュまで持ち込むもなかなか得点を奪うことができない時間が続く。すると、前半アディショナルタイム、イタリアはPKを獲得。これをレテギが冷静に沈めて、1-0としている。

　迎えた74分、前線から積極的な守備でボールを奪ったレテギがイタリアに追加点をもたらす。ロングパスをカットされてしまったホームチームだったが、素早く寄せたレテギがボールを奪いカウンターに移行する。イタリア代表の背番号“9”は、イスラエル守備陣に寄せられる前に素早く右足を振り抜きネットを揺らした。

　ペナルティエリア外からゴール左上隅に突き刺した、レテギの完璧なコントロールショットだった。さらに、後半アディショナルタイムには、マンチーニがダメ押しとなる3点目を決めて、イタリアが3-0で勝利している。

　これで5勝1敗（勝ち点15）となったイタリアは、首位を走るノルウェー代表と3ポイント差の2位で10月の2連戦を終えた。次節は11月13日に行われ、イタリアはアウェイでモルドバ代表と対戦する。そして、17日には首位のノルウェーをホームに迎える予定だ。