アジア人サッカー選手が世界のトップクラブで活躍する時代が到来した。その中でも日本と韓国の選手は特に注目されている。では、ヨーロッパでプレーするこれらの選手たちの中で、最も高額な年俸を手にしているのは誰なのか。今回は、欧州5大リーグで活躍する日本人と韓国人選手の最新推定年俸ランキングを紹介する。※年俸は『Capology』を参照。出場記録などのデータは10月19日時点。[1/5ページ]
5位:三笘薫(日本代表)
生年月日:1997年5月20日
推定年俸:482.4万ユーロ(約8億2024万円)
所属クラブ:ブライトン(イングランド)
25/26リーグ戦成績:6試合1ゴール1アシスト
サッカー日本代表の三笘薫は、イングランド・プレミアリーグのブライトンで推定482.4万ユーロ(約8億2024万円)の年俸を受け取っており、クラブ内でも2番目に高いサラリーを得ている。
三笘は2022/23シーズン、プレミアリーグ1年目で7ゴール7アシストを記録し、その切れ味鋭いドリブルで一躍注目を集めた。
2023年10月には契約を更新し、現在の待遇に。2年目は負傷の影響もあり成績がやや落ちたが、それでも3ゴール6アシストと一定の数字を残した。
迎えた3年目の2024/25シーズンは、リーグ戦で10ゴール4アシストとキャリアハイの成績をマーク。縦への突破力だけでなく、内側へのカットインからのゴールも増え、プレーの幅を広げて年俸にふさわしいパフォーマンスを見せた。
しかし、今シーズンはここまで苦しい立ち上がりとなっている。リーグ戦6試合に先発しながらも1ゴール1アシストと結果が出ていない。
現地メディアも三笘の不調を取り上げることが多い。
第6節チェルシー戦では、今シーズン最速の67分で交代を命じられ、地元紙『Sussex World』はこの試合で三笘にチーム最低評価の「5点」をつけた。
さらに10月にはケガの影響で日本代表メンバーからも外れ、コンディション面の不安も重なっている。
三笘とブライトンの契約は残り2年を切った。
『transfermartk』の市場価値は4000万ユーロ(約68億円)で日韓選手の中で最高額を誇る。ステップアップも視野に入る中で、早期の復調が期待されている。
