イタリア・セリエA第7節、ASローマ対インテルの試合が現地時間18日に行われ、インテルが1-0で勝利した。この試合では、インテルに所属するFWアンジュ=ヨアン・ボニーが完璧な抜け出しでピッチ中央から独走。そのままゴールを決めて、チームを勝利に導いている。
独走ゴールを決めたボニー
【写真:Getty Images】
前節終了時点で4位のインテルが、首位のナポリと勝ち点「15」で並ぶローマとの試合に臨んだ。チームを率いるクリスティアン・キヴ監督は、DFフランチェスコ・アチェルビ、MFヘンリク・ムヒタリアン、FWラウタロ・マルティネスらをスタメンに起用している。
試合開始早々の6分、インテルがスコアを動かす。自陣でローマからボールを奪ったアウェイチームは、ゆっくりと攻撃を組み立てる姿勢を見せた。
DFデンゼル・ダンフリースと入れ替わる形でMFニコロ・バレッラが下がりボールを受けると、それに反応した最前線のボニーがローマの最終ラインの裏を狙う動きを見せる。
これを見逃さなかったバレッラが前線にスルーパスを送り、ボニーはピッチ中央で完全に抜け出す形となった。フリーとなったボニーはそのままドリブルでローマのペナルティエリア内に侵入する。
そして、GKミル・スヴィラールとの一対一を制し、ネットを揺らした。ボニーの動きをしっかり確認していたバレッラ、そしてローマDF陣との駆け引きに勝利したボニーによる素晴らしいゴールだった。
その後両チームともにチャンスは作ったものの、インテルがローマの反撃を跳ね返し続け1-0で勝利している。次の試合は21日に行われ、インテルはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)・リーグフェーズ第3節でロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー)と対戦する予定だ。