シント=トロイデンVV(STVV)は現地時間19日、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第11節でRSCアンデルレヒトと対戦し、2-2で引き分けた。この試合では、山本理仁が同点弾をマーク。その得点は、技術が詰まった見事な一撃だった。
山本理仁がゴール
5位のSTVVと3位アンデルレヒトの上位対決。ホームのSTVVは、小久保玲央ブライアン、畑大雅、谷口彰悟、後藤啓介、そして山本がスタメンに名を連ねた。
STVVが1点を追う展開で迎えた18分、23歳の左利きのMFがチームに同点弾をもたらす。
スローインの流れから、ボックス右角付近でボールを受けた山本は、細かいボールタッチで相手の間をすり抜けると、左足を振り抜く。低弾道の強烈なシュートは、ゴール左隅に吸い込まれた。
相手を置き去りにするドリブル、コントロールされたシュート、どれもが完璧な得点だった。
このゴールで試合を振り出しに戻したホームチームだったが、65分に勝ち越しを許す。それでも76分に途中出場の松澤海斗が、圧巻のゴールを叩き込んで2-2のドロー。
アンデルレヒトと勝点「1」を分け合ったSTVVは、5位をキープしている。
