コモ1907は現地時間19日、セリエA第7節でユヴェントスと対戦し、2-0で勝利を収めた。今季無敗だった相手に快勝した一戦では、ニコ・パスが1ゴール1アシストの大活躍。中でも、追加点となった自身の得点は、圧巻だった。
ニコ・パスが凄い
2024年夏に下部組織時代から過ごしたレアル・マドリードを離れ、コモに加入したニコ・パス。移籍1年目で6ゴールと9アシストをマークし、昇格クラブの10位フィニッシュに貢献した。
昨シーズンの活躍もあり、今季から10番を託されている21歳は、開幕直後から強烈な存在感を放ち、ここまで6試合で3ゴール3アシストを記録していた。
そんなアルゼンチン代表MFはイゴール・トゥドール監督率いる相手に、ショートコーナーからマーク・ケンプフのゴールを開始早々にアシスト。そして迎えた79分、若きレフティーが再び魅せる。
カウンターの流れから敵陣の右サイドでボールを持った10番は、ドリブルを開始。そのままボックス内に侵入すると、左足アウトサイドでの深い切り返しで、相手の逆をつくと、左足でフィッシュ。見事にコントロールされたシュートは、ゴール左隅に吸い込まれた。
技術が詰まった圧巻のゴールだった。
ニコ・パスの今季4ゴール目で追加点を奪ったコモは、2-0でユヴェントスに快勝。今季3勝目を手にしたセスク・ファブレガス監督率いるチームは、8位から6位に順位を上げた。
