チャンピオンシップ第11節、ブラックバーン・ローヴァーズ対シェフィールド・ユナイテッドの試合が現地時間21日に行われ、ブラックバーンは1-3の敗戦を喫した。ブラックバーンに所属する日本代表FW大橋祐紀が先制点を決めたが、その後逆転負けとなったことで、バレリアン・イスマエル監督が困惑している。英紙『チェスタースタンダード』が21日に報じた。
大橋祐紀、今季2点目を決めたが…
イスマエル監督は大橋、アンドリ・グジョンセン、アクセル・ヘンリクソンなどを先発起用。
ブラックバーンが終始優勢に試合を進めるが、ようやくゴールが決まったのは40分だった。
ディオン・デ・ネーヴからパスを受けた大橋が右足でシュートを叩き込み、今季2点目を記録している。
しかし、54分にヘンリクソンがオウンゴールを献上して同点に追いつかれると、途端にリズムが狂い出した。
70分にはシェフィールドのハリソン・バローズに勝ち越しゴールを許し、後半アディショナルタイムにはタイリース・キャンベルに追加点を決められてしまう。
最終的に1-3で敗れ、イスマエル監督は「危険な状況だ。内容ではなく結果に懸念を感じている。
唯一気になるのは、ゴールを決めるまでにあまりにも多くのチャンスが必要なことだ。
特に前半は3〜4回、確実に仕留めるべき場面があった。ユウキの3対1の場面、アクセルの判断の部分など。
ようやく先制できたが、後半も大きなチャンスを逃した。
そして突然、何もないところからシェフィールドに同点にされ、そこから一気に自信を失ってしまった。
1点目を取られるとすべてが揺らいでしまう。
先週と同じで、なぜこの試合を落とすのか理解できない。
多くのエネルギーを使って前向きに戦っているのに、結局また敗れてしまう。
これは、自信を蝕む危険な状況だ」と述べ、危機感を露わにしている。
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